参議院の審議拒否は反対
良識の府の参議院が存在意義を失っている。多数派の野党(共産党を除く)が審議を拒否しているのだからあきれた話である。ガソリン税の値下げを巡る作戦と言われているが、反自民の私でも審議拒否は反対である。
民主党の幹部は参院選の勝利後に盛んに「国政調査権を行使して徹底審議する」と公言していたはずだ。それなら、未解明の防衛汚職と裏金、年金の名寄せ問題、道路特定財源等々の全公文書を提出させ、徹底審議で政府を追い詰めてほしいものである。そのうえでの政府の答弁不能による空転なら国会の責任とはならない。
闘った結果としてのガソリン値下げの勝利なら拍手喝采するつもりだったが、これでは期待外れである。
大きな問題点をえぐり出す自信がないのか、道路財源を「タクシー代に充てた」、「職員旅行に充てた」、「高価なムダな本を作らせた」等々と細かいところは突くが、国民の関心事の高速道路計画のムダな面や、開通後の問題点などがほとんどないがしろにされている。
総選挙が待ち遠しいが、私のような無党派層の選択肢は狭まるばかりである。
私の"古巣"の市議会には議案の審議中に議員が要求した資料はただちに提出しなければならないとの明文の約束事がる。また、議員の固有の権利である質疑・質問には時間の制限はない。公文書は意思形成過程のものも全て公開である。要するに、行政が隠し事できない仕組みを市議会の全会派の合意の上で確立しているのである。
このように、議員の調査権と発言権が保障されている限り審議拒否の理由を見出すことはできない。また、同市議会は会期を延長、再延長して私の緊急質問を保障したこともある。こうした議会があるというのに、国会の体たらくは何に起因しているのだろうか?
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