政治家の言葉の軽さ
小泉首相(当時)
「(イラクの)どこが戦闘地域か分かるはずがない」。国の首相の開き直り答弁である。名古屋高裁の「自衛隊の空輸先は戦闘地域」の違憲判決をみて、どう開き直るのか。
憲法は国の基本法につき大切にしなければならないが、同様に重いのは人の命だ。不幸にして、イラク派遣の自衛隊員に戦死者が出たとき、小泉氏は「不注意による事故死だ」とでも強弁するのだろうか。
舛添厚労相(自民)
「私は世界中で仕事をしてきたが、こんなにいい(高齢者の)保険制度はみたことはない」。相変わらずの自画自賛的な大言壮語。国民総反発の"うば捨て山"保険制度を、役人の指示通りに「こんないい制度」と言う無神経さに爆笑。
平沢勝栄衆議院議員(自民)
「問題があるとすれば変えればいい」。高齢者の医療制度の議連の結成で質問した記者のマイクにこう言った。これを分かりやすく言い換えると、「問題があるかどうかは分からないが、お年寄りが騒いでいるから、議連に入って何かやっているとのアリバイが必要だ」。
選挙を意識して結成する議連は、単なるガス抜きと国民向けのポーズに過ぎず、最後は執行部の脅しに屈して"流れ解散"となる。
井脇のぶ子衆議院議員(自民)
記者の質問に、「(高齢者の医療制度は)当選したばかりで法律の内容がよく分からないまま賛成した」。正直な人のようだが、小泉チルドレンの資質を証明している。この程度の議員の国会の賛成票が国民生活を脅かしている。政治の劣化は深刻である。
鳩山邦夫法相など失言大臣の釈明
「私の発言が誤解を招いたとしたら遺憾である」。これで、問題視していた野党は納得する不思議。
この発言を直訳するとこうである。「発言自体に問題はない。正しく解釈しないほうが悪いと思うが、真意が伝わらなかったのは遺憾である」。
土井たか子・社民党代表(当時)
当時の小泉首相への質問で、「(田中真紀子)外相は女性だけあって、さすがにいいことをおっしゃる」とやった。仮に、発言者が男性で、「女性」を「男性」と置き換えて言った場合、同じ政党の議員、特に女性議員は黙って見過ごすのだろうか?
足を踏まれた側はいまだにその痛みが癒えず、この党への投票行動には二の足を踏むのである。
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