議員報酬で兵糧攻めの市長

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 議員報酬のアップに反対し、条例可決後の増収分の受け取りを辞退した議員に対し、市長が、「分割支給の規定がない」との理由で、議員報酬の全額を供託したとのニュースが流れた。

 所は東京の西東京市。あきれた市長は坂口光治氏。活動と生活に支障をきたす恐れにさらされているのは森てるお議員(無所属)である。

 市長は、「分割支給の規定はない」と言うらしいが、「分割支給はしてはならない」との規定はないのだから、常識的には森議員の希望を聞き入れればいいだけの話である。ただ、受け取り辞退の額を市の予算に計上したままにしておくと公選法に触れると言うのなら、その額だけを市が供託すれば済むのに、何ともお粗末な話である。大人げのない嫌がらせであるとしか言いようがない。

 もうすぐ六月の期末手当の支給日が来るが、ここでも同じことをやる気か?

 森議員の報酬増額分辞退の問題を検索し、森議員と生活者ネットの議員との間に表現と発言権に関する論争があることを知った。表現の自由に関することに介入する気はないが、議員の発言権に関する論争とあれば、「議会制民主主義の申し子」と言われた者として看過できなくなった。

 生活者ネットの議員は、「委員会に付託される議案は、事前審査に当たるので他の会議では取り上げないのが議会のルール」と主張して森議員を批判していた。

 委員会付託の議案でも、本会議で議題となり提案の趣旨説明の後、質疑があれば認めるのがルールである。同じく、一般質問、委員会の質疑、委員外議員の発言等々、議員の発言は「議員固有の権利」である。それを認めないような"ルール"があるのなら、廃止を主張するのが市民感覚というものである。

 双方のやり取りを見ると、どうやらネットの議員の思い込みだったようである。そんなおかしな"ルール"はなかったようで、西東京市議会の名誉のためにはよかったと思っている。

 地方議会に与野党はないが、議員全員が野党的な立場で行政をチェックするためにも、議員の発言の場はどんどん広げていくべきである。例え反対派のくだらない(と自分が思う)発言でも、その発言の権利を尊重するのが議会制民主主義の基本であると心してほしいものである。

 

 

森てるおの雑記帳

 

  報酬問題その後

 

 

Date: 2008/05/16(Fri) 13:18

 

9日の書き込みから、駅頭、街頭での活動を強めています。その準備等があり、この件については少し間が空きました。

私が申し入れたのは、改正前の報酬額で計算した金額のみを受取り、報酬増額分については受け取りを辞退する、ということでした。
市長は「報酬を分割して支払う法律上の根拠がない」言っていますが、分割して支給してはならないという規則もありません。選択の問題です。西東京市は分割しない、したがって受取らないなら報酬の一切を渡さないという選択をしたのです。

全国的には報酬の一部受け取り拒否があった場合「生活費や活動費まで行政が止めるわけには行かない。しかしその額は算定不能」ということで申し出た分だけを支払うというのが一般的です。西東京のようなケースは皆無です。

明らかに、森てるおを兵糧攻めにして、降伏させることが目的なのでしょう。報酬の全額を受け取らせることで、事実上、報酬値上げを認めさせようと考えているのでしょう。しかしこれは、生活手段を奪うという、最も卑劣な策といわなければなりません。

活動費についていえば、行政がその支払いをしないこと自体がたいへんな問題を含みます。議員の役割の中では、市長に代表される行政を監視する役割が最も重要です。私は、夕張市の破綻を聞いてすぐに「この事態の最大の責任は議会にある。解散しないでいること自体問題だ」といっていました。

市長というものは人気取りのためにはいろんなことをやるものです。議会がしっかり監視をしていればすき放題にはできません。監視役としての議会が機能しなければ、市長のやりたい放題は止められないのです。
そのような役割の議会議員の活動を、監視される立場の行政が妨害する、何をかいわんやです。

議員は市長によって選ばれたわけでもなく、市長の一存で報酬の支払いをストップされる存在でもありません。市民が選び、市民が相応の報酬を保障した存在です。市長は単に市民の代わりに事務を行なっているに過ぎません。一介の事務担当が報酬の支払いをストップできるほど、議員の地位というのは保証されていないのでしょうかね。
報酬の支払いストップは市民に対する冒涜行為だといってもいいでしょう。

聞くところでは、市長ら行政はいろいろと画策をしているようです。しかし、法律を捻じ曲げる以外に、方法はありません。法務局に対しての圧力でそれができるのかしら?
いまのところお手並み拝見といったところです。


  保谷七緒美議員(生活者ネット)のブログから

 

 

Date: 2008/05/10(Sat) 22:26

 

保谷七緒美議員(保谷さん)のホームページ上の2008 5 8 日付の議会報告に「書かれていないことに気をつけよ 番外編 ~森氏の反論は反論にあらず~ 」と題する一文がありました。その中で「拡声器37号」の記事「議会のルール、市民のルール」について言及されています。
保谷さんは2008 1 10 日の議会報告で、明らかに私を指して「議員の資質に課題あり」といっています。「議員の資質」にまで言及する以上は、確信を持って発言しているものと考えてさしつかえないでしょう。

保谷さんは1 10 日の議会報告では「森さんのニュースでは、議会ルールについての説明はなく、あたかも他の議員は報酬問題への質問をしなかったような印象を読み手に与えています」と書いています。これが「議員の資質に課題あり」につながっていくわけです。

私が拡声器36号で「本会議の一般質問、報酬問題を取り上げたのは森てるおだけ」と書いたことに対して、保谷さんが「後日委員会審査に付託されるものについては、事前審査になるので、一般質問では取り上げないのがルールとなっています」と書き、「森さんは、読み手に事実と違う印象を与えようとして、あえて議会のルールを書かなかったのではといわれても仕方ありません」と批判をしているのです。

私はこの点について「拡声器37号」で、「議会で質問してはいけないことがあると考える議員がいるなんて、ビックリしました。そんなルールは知りません。質問するのは行政をチェックする議員の仕事、役目です。それを『自主規制』してしまう議員のほうが「資質に課題あり」だと私は思います」と書きました。

保谷さんは「いずれにせよ、委員会審査と同じ質問を、一般質問で取り上げる、しかも、それに答弁がないことはあらかじめ分かっている、そこまでして、なおかつ一般質問で取り上げるのは、質問というよりは、自分の言いたいことを、一般質問の場を借りて、一方的にしゃべっているだけではないでしょうか」と書いていますが、当日議場で私の質問をお聞きになっていたはずなのに、一体何を聞かれていたのでしょうか。

当日、傍聴された方はたくさんいます。FM西東京の放送で私の一般質問をお聞きになった方も大勢います。「報酬問題」についての質問でも実に多くの答弁があったことは多くの方がご存知です。「報酬問題」というだけで質問をしなかったら得られなかったものです。(市のホームページの07年12月議会第5日目の会議録をご参照ください)
だから私は「『自主規制』してしまう議員のほうが『資質に課題あり』」と指摘したのです。

さて、5 8 日付の議会報告で保谷さんは「ルールという言い方が不適切だとしたら、そういう考え方の議員もいるという表現で構いませんが、・・・」と書いています。私への批判は「あえて議会のルールを書かなかった」ということにあったはずです。ルールでもなんでもなく個々の議員の認識に過ぎないのであれば、私が触れる必要もないし、触れなかったからといって「議員の資質に課題あり」と非難されるいわれもありません。確信を持って「議員の資質」にまで言及したのなら、最後まで論を貫いてほしいし、間違っていたのなら素直に誤りを認めて訂正していただきたいものです。それが『議論のルール』です。

なお、保谷さんは「森てるおさんの拡声器第37号「議会のルール、市民のルール」で、私のこのホームページの記事についての見解がありました。読んだ感想ですが、正直言って、私の問いかけに正面から答えた内容でなく、揚げ足取りめいた反論で終わっており、残念でした。私は、表題にもありますように、書かれていないことについての問題提起でした。これについては、一言も触れていらっしゃらないので、私の主張は認めたということなのでしょうか」と書いています。私は「そんなルールは知りません」と書きました。そもそも、上記のように「ルールを書いていない」という保谷さんの指摘そのものが間違っていたのだから、それ以上書いていないのは当然です。主張を認めるも何もないでしょう。

もう一点。私は拡声器37号に「『後日委員会審査に付託・・・』されていても、私はその委員会の委員ではありません。委員会審査に抜け落ちがあるので、会議規則で認められている『委員外議員』として質疑をしましたが、保谷七緒美委員長(!)はこれを『特別許可』と表現しています。『委員でない森てるおが質問するところは、本会議を含めてどこにもないんだ!』と言っていることにならないでしょうか」と書きました。

保谷さんは企画総務委員会での私の発言を「特別許可」と表現した根拠として「委員会が、必要があると認めるときは、委員でない議員に対し、 その出席を求めて説明又は意見を聴くことができる」という西東京市議会会議規則第110条第1項を引用しています。それなら、保谷委員長は根拠を間違って私に発言させたことになります。どうりで「特別許可」と思い込むわけです。
110条第2項で「委員会は、委員でない議員から発言の申出があったときは、その許否を決める」とあり、私はそれに従って発言したのです。私は出席を求められて発言したのでもなく、ルールに外れてお情けで許可してもらったわけでもないのです。委員長なのですから、しっかりと根拠(会議規則、議会のルール)に基づいて委員会運営をしてもらいたいものです。

保谷さんは会議規則第110条第1項を根拠にして「今回の森さんの発言の場合、森さんからの要請で、委員会が認めたのですから、「特別許可」と表現するのが、もっとも正確な言い方だと、今でも思っています」と書いています。私の指摘のあとでも考えは変わらないのでしょうか。


  報酬問題に新しい展開! 森てるおには報酬はやらん!!

 

 

Date: 2008/05/09(Fri) 12:36

 

後ほど詳しく書きますが、森てるおは5月分からの報酬について、改正前の報酬額で計算した金額のみを受取り、報酬増額分については受け取りを辞退する、という申し入れをしていました。
これに対して市長は、なんと!それだったら報酬全額を渡さないという方針を伝えてきました。私は全額を辞退してはいないし、報酬に対する正当な請求権を持っています。その私が報酬の一部辞退(民法でいえば、債権の一部放棄)を伝えたら、全部を渡さないといってきたのです。なんということを!!(パソコンでなければ、ここは怒りで文字が震えるところです。)

報酬問題に幕引きをしたい市長は、森てるおの生存基盤の破壊を仕掛けてきました。事実上、値上げを認めろ!ということです。認めなければ報酬を手にすることはできないぞという恫喝を加えてきたのです。

議員報酬は議員の活動のための費用と、生活費が含まれているというのが、議会での市の答弁です。「森てるおには議員活動はおろか、生活さえさせない、早く議員を辞めろ!」というのが市長の意図なのでしょう。
ここまでいわれて尻尾を巻いたら森てるおがすたります。断固争っていきます。

社会常識として、いかに争いがあろうと生活に必要な最低限は保障するというのが普通です。自分の意に沿わないからと、人の生存条件を奪うやり方は、単に私に対して特別ということではなく、基本的性格としてお持ちなのだと思います。とても「人に優しい」を標榜している人の取る態度とは思えません。自分の意にかなう範囲で許容しているに過ぎないのでしょう。

はがれてきている化けの皮を、森てるおを押さえつけることによって取り繕おうとしている、そんな策動は徹底してはねのけていきます

 

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