選挙目当ての撒き餌
厚生労働相は、75才以上が対象の後期高齢者医療制度について、現行制度を廃止し、新制度創設を検討するとの私案を明らかにした。
野党からは「実現性のない選挙対策だ」との批判が出ているほか、同制度を推進してきた与党からも異論が続出しているという。だが、自公両党は早々に、①75才以上の年齢区分②保険料の年金天引きの強制③現役世代の負担のあり方ーーなどを検討課題とする。1年後をめどに結論を出すことを連立合意したという。
選挙が近づくと、いつものことながら与野党からおいしい話が出てくるが、選挙目当てに餌を撒き、その後は「検討したがー」とうやむやにするのは政権党の手口だ。政権与党が「制度を抜本的に見直す」というのなら、当然のこととして悪法に気づいているはずだ。この際、野党の「廃止法案」に賛成して元に戻し、そこから議論を始めてもらいたいものである。それを約束してくれなければ、「早く逝け」とばかりに年齢で差別されている私のような有権者は、撒き餌や毛ばりに釣られるわけにはいかないのである。
玉野市議会は今日の本会議で、先に政務調査費の領収書の「加筆・改ざん」を認めて陳謝した、宇野俊市議員(無所属)に対する「辞職勧告決議」を全会一致で可決した。
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