撒き餌のパフォーマンス

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 先週末に舛添厚生労働相が唐突にぶち上げた後期高齢者医療制度の抜本見直しは、案の定、ご本人の先走りのパフーマンすだったことが分かった。

「自民党としては具体論を示さず、大方針だけを提示して野党からの批判をかわす作戦だったが舛添氏が勝手に私案として公表した」と、新聞各紙が自民党内の批判の声を取り上げた形で一斉に報じている。いかにも"やるやる詐欺師"と揶揄される舛添氏らしい。

 これでは自公が政権の合意として抽象的な表現で「見直し」を入れても、信用するのは自公の最大の支持団体の宗教団体くらいか。公明新聞には、「高齢者医療制度については、来年4月に予定されている70歳から74歳までの窓口負担の1割から2割への引き上げ及び75歳以上の新たな後期高齢者医療制度における被扶養者からの保険料徴収の凍結について、早急に結論を得て措置する」とあるだけだ。もう少し分かりやすくいうと、「一年ほどかけて微調整をやってみる」という程度の底の浅いものである。

 舛添氏がぶち上げ、自民党の総裁選挙中の麻生氏が同調して見せた、75歳以上で区切っている年齢の線引き撤廃などどこかへ消えてしまったお粗末さ。有権者も野党もずいぶんなめられたものである。やはり政権交代が必要なようである。

 

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