杉並師範館の??? 2
奥山氏の説明は、
「師範館は杉並区が設立した任意団体で運営費は全て区の補助金を充てている。設立の目的は、
①区の独自の教員を採用する②この教員は師範館で養成し、そこを経た者に限るーとなっている。
区が師範館に補助金を交付する根拠は、①『杉並師範館補助金交付要綱』②師範館と杉並区の『基本協定書』である、と言われている。
師範館の理事長は杉並区長が就き、教育委員会事務局次長が理事になっている。その事務局次長と課長職は兼職、係長以下主事の3人の職員が師範館の事務を担当している。
師範館には区の教育センターを無償貸与している」(以下省略)
この説明を聞き、師範館の開設と事業の内容に疑問を持ち続け、議会で質疑・質問を繰り返している奥山氏の熱意に打たれた。そして奥山氏が帰られた後、果たして何か協力できることがあるのか、あるとすればどこから取り掛かればいいのかを考えてみた。
公務員は地方公務員法で許可なく兼業できないくらいの認識はあつたが、兼業・兼職の正確な定義も知らず、まして許可条件など勉強したことはない。急いで杉並区の例規を検索してみた。案の定、兼業に関する規程は存在したが、奥山氏の説明による現状と照らし合わせると不可解な点がある。
各種の条例などを見つめていると,近視に乱視に老眼に加えて色覚障害の目がしょぼついてきたが、ここらで持ち前の好奇心と調査意欲に火がついた。現職の市議当時は、「うさんくさい」と感じると、徹底調査を得意技(趣味?)として数々の不正を暴き出したものだ。その調査で掴んだ動かぬ証拠を突きつけた本会議の追及(世間でいう「ふくおひろしのデスマッチ」)で市長・助役を引責辞任に追い込んだ戦いを思い出した。そして年甲斐もなくその血が騒ぎ出した。「よし、共闘しよう」と決め、日をおかずに奥山氏にその旨連絡した。
まもなく、この共闘の成果は出た。「ムムッ、これは何だ」と、不可解な事務を次々と発見したのである。調査意欲と好奇心は議員の必須条件なのだと改めて自信を深めた。同時に、調査と資料の分析がますます楽しくなってきた。
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