消えた年金が現れた

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 標準報酬月額の改ざんなどと、相も変わらず不愉快なニュースが続く社会保険庁から朗報が届いた。

「年金記録の確認のお知らせ」で、封筒には「重要」「親展」とあり、宛名の下には大きな活字で「今回、あなた様のものである可能性が高い記録が見つかりました。十分お確かめいただいた上で、必ず、ご回答をお願いいたします」とある。

 第二次大戦の敗戦直後の社会の混乱期に、学業を捨てて会社勤めをした時期があった。その期間の厚生年金の記録の調査を昨年の4月に社会保険事務所に依頼したが、「記録不存在」の回答があった。今回の通知はそれとは違う半世紀前の一時期のものだった。わずかでも受給額が増えるのは歓迎すべきことだし、60歳に遡及して受給できるのなら結構な額になるはず。喜んで社会保険事務所に足を運んで手続きをしてきたが、何のことなはない。当然の権利を国に忘れられていただけで、それほど喜ぶほどの出来事ではないと気づいた。ついでに、前回「記録不存在」と回答が来た期間の再調査を要求してきた。どうせ紙台帳の時代につき当てにもしていないがー。

 それにしても、世論の袋叩きに遭っているせいか,窓口の職員の丁寧な対応には面食らうほどだった。

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ふくお ひろし

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