期待はずれの党首討論   政局あって政策なし

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「政局あって政策なし」の党首討論にはガッカリした。顔の見えないところで品のよくない言葉を投げつけあっていた二人は、そろって討論は苦手なようだ。次回からは大幅に時間を延長して政策論争をやってもらいたいと思うが、あの二人に政党の政策の違いを前面に出して批判しあう、丁々発止の討論を期待すること自体が無理なのか?

  麻生首相は失言を恐れているのか、紙を見ながらの討論ではまるで迫力がない。反論のない場所での放言が"得意"なだけで、本格的な討論はまるでダメだと分かったのが唯一の収穫だった。小沢氏の話術も及第点とはいかないが、多少、押し気味だったのは衆目の見るところだ。終了後の与党の幹部の安堵の顔は、失言が出なかったことへの偽らざる感情の表れとみた。

後期高者の怒り

麻生太郎首相が経済財政諮問会議で「何もしない人の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」と発言した。「公的医療保険制度の否定で、制度の原理を全く理解していない。首相の資格を有していない」と、与野党から一斉に批判が噴出している。

毎日のように伝えられる首相の失言(本人の本音)に対して、国民の一人として恥ずかしい気がしていたが、今回は掛け値なく頭にきた。

 人並み以上に健康管理に努めていたが、ここ20数年来、持病(アレルゲンの特定できない喘息)に悩まされて病院通いを欠かせない身には、一国の首相の言葉として断じて見過ごせない暴言である。

 社会保障費の現役世代の負担増を考えると、高齢者といえども国民健康保険の多少の負担増は止むを得ないとの気持ちはあるが、今年度から年齢で区切られ後期高齢者と差別扱いされ、しかも保険料を年金からむしり取られている高齢者としては、二重の怒りが湧き上がってくる。この怒りは高齢者の共通の怒りとして次の総選挙で形に表れることだろう。

 

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ふくお ひろし

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