連れ合いの入院で思うこと

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 呼吸器疾患の悪化で緊急入院していた連れ合いが、「最悪の場合は」と心配し、覚悟していた手術を免れるほど回復して退院した。もちろん主治医からは、入院時と同じ安静な生活をするよう指示されているが、まずは一安心というところ。

この二週間、多くの方にご心配いただいた。予想していた早く退院できたことを報告し、お礼を申し上げたい。

 ところで、病院関係者にも患者の夫である私の生活面をご心配いただいたのか? 「奥さんお留守で大変でしたね」と、ねぎらいの言葉をかけられた。まだまだ家庭内での夫婦の役割分担の固定観念が根強いようである。

 

 たまたま今夕、TBSテレビの「病院を追われる高齢者なぜ?」のレポートを見た。高齢者が病に倒れた後、入院してリハビリを受けて回復に向かっていても、病院は180日経過すると保険からの収入が減るため退院を迫らざるを得ないという現状の解説があった。「小泉改革」と称する医療切捨てのしわ寄せが、患者と家族と病院にも及んでいるのは深刻である。まさに高齢者の切捨てと言わずして言うべき言葉を知らない。

 高齢者を差別する後期高齢者医療制度の移行にとどまらず、老若男女を問わず今、政治の横暴と無策にさらされたている、と言っても過言ではないだろう。この年末に全国の派遣労働者に襲い掛かっている首切り攻撃を可能とする、そもそもの元凶は、小泉政権とそれを無批判に支えた自公の議員である。おおげさではなく、国家の名によって生存権を脅かされている者の一人として、この悲惨な現状を変えられるのは選挙しかないと、心を新たにしているところである。

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ふくお ひろし

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