首相と野党の豪腕氏 「口は災いの元」と自覚せよ

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麻生太郎首相は25日付の米紙ワシントン・ポストに掲載されたインタビューで、北朝鮮核開発の検証問題について、「ブッシュ前政権末期にはあいまいな言葉で片付けようとする傾向があった」と批判して物議をかもしている。

ブッシュのポチと揶揄された小泉元首相よりは正直だが、問題になると直ぐに本人か側近が釈明・弁明する。今回も官房長官が釈明しているが、やはり時と場所と相手で言葉を選ぶ教養がないということだろう。

 報道機関は面白いことを調べるものだ。内外タイムスの次の記事は面白い。

「麻生首相は"ランチ抜き&共同会見なし"という屈辱的な日米首脳会談を終えて米ワシントンから帰国した。ご本人はなぜか意気揚々。ところが残念なことに、会談で自信たっぷりに話した英語が「聴取不可」とホワイトハウスの公式発言録に記録されていたことが判明。恥の上塗りとなった」「ホワイトハウス発表の首脳会談発言録では、冒頭の挨拶で麻生氏が話した英語の一部が『聴取不可』とされているという。出だしの『サンキュー・ベリー・マッチ』だけは通じたよう。挨拶後は日本語で話したため大事に至っていないが、オバマ氏はのっけから集中せざるを得ない状況だった。麻生氏はオバマ氏の英語を『分かりやすかった』と上機嫌だったという」「しかし、オバマ氏には、麻生氏の一言一言に耳を傾けざるを得ない事情があった。どうやら麻生氏の話す英語がちんぷんかんぷんだったようなのである」

これじゃあ私の英語力と同程度だ。「口は災いの元」この人の言葉の軽さを見せられるとホントにうっとうしくなる。

 一方、次の首相がほぼ確実と言われる民主党の小沢一郎氏は25日、大阪市内で記者団に対し「米国のプレゼンスは必要だが、おおむね(米海軍横須賀基地に拠点を置く)第7艦隊の存在で十分だ。日本の防衛に関することは日本が責任を果たせばいい」と発言して与野党に波紋を広げている。

かつての社会党のように「日米安保反対、非武装中立」を唱えるのなら分からないでもないが、あの発言はわが国の軍備増強を主張したと受け取られるのが当たり前だ。早速、与野党双方から批判が出ている。

それにしても、民主党の中から異論・反論が出ないのが不思議である。公認取り消しが怖くて何も言えないのか? 麻生下ろしで百家争鳴の自民党に「言論の自由」があるのに,なんという体たらくだ。政権交代の淡い望みに水を差されたのは私だけではないはずだ。

もう一つ、うっとうしいニュースが流れた。25日発表の米国務省報告書は、中国の人権、チベット問題などで「幾つかの面で悪化した」と批判したという。確かに中国には人権問題があるのは否定しないが、「米国よ、お前はどうなんだ」と聞きたくなる。年齢的に忘れっぽくなった私の頭にも、グアンタナモの人権侵害は記憶に新しい。世界の警察官を気取っているが、近くはイラクへの侵略行為、少し時を経ているが、過去のパナマ、グレナダへの侵略行為を私は忘れない。イラン、北朝鮮の核には口出しするが、イスラエルの核保有疑惑には沈黙。イスラエル支持一辺倒の中東政策がテロの温床になっていると言うと、またまた、どこかの筋からにらまれるが、どうせ先の短い身だ、思っていることを言っておきたい。

底抜けに明るいアメリカ人は好きだが、一国主義のクセに正義の味方面されると,心底からむかついてならないのである。

 

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