「検察と徹底して戦う」と小沢氏 代表を辞めて戦えよ

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 民主党の小沢代表は19日夜、鳩山幹事長に対し、自らの資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件で、「検察がどういう判断をしようと徹底して戦う。検察の大変ひどいやり方に国会議員が屈したら、政権を取ったとしても同じようなことが続く」と述べ、東京地検特捜部の捜査を強く批判した。

 一番大事なのは、政権交代を実現させなければならないということだ」とも語ったという。

この発言を素直に聞けば、同氏は政権交代で首相に就任した後、三権の長として司法に介入するということではないのか。この事件は「国策捜査」の臭いが強いとは思うが、司法に対して「やれ」とも「やるな」とも言ってはいけないのだ。これは憲法が保障する三権分立の原則だが、このような人物なら指揮権発動など平気でやるに違いない、と空恐ろしくもなる。

犯罪の疑いをかけられた側が無実だというのなら、司法と戦うのは当然の権利だ。だから小沢氏も個人として徹底して戦えばいい。だが、首相としての権力を行使して司法と戦うのであれば、首相になる可能性を全て無くしてからやってもらいたいものである。

小沢氏に追随するだけの鳩山幹事長の態度も理解に苦しむが、党内の自浄作用は働かないのがこの党の最大の欠陥ではないのか? 小沢、鳩山両氏は「自民党政権が『国策捜査』をやったから、今度は自分たちの政権でやるぞ」と言っているに等しいのだ。そんな政党に政権交代など許すわけにはいかないと、この一件以来、選択肢について思いを巡らせている人々もいるはずである。 

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ふくお ひろし

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