小沢続投会見 早くも破綻

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 西松建設違法献金事件で小沢一郎民主党代表の第一秘書が逮捕され、24日起訴された。それに伴う小沢氏の同日夜の記者会見で同氏は、「――起訴の理由を聞くと、収支報告書の記載の仕方についての問題とされている。献金を受けた事実は報告しており、献金の相手方をそのまま記載するのが法の趣旨であると理解しており、認識の差が起訴という事実になったと思う」と主張した。だが、早くもその独善的な言い分は破綻したようだ。
 

小沢代表秘書、大筋認める 西松建設献金事件

 以下、共同通信2009,3,25 を引用する。

「西松建設の巨額献金事件で、小沢一郎民主党代表の公設第一秘書で資金管理団体『陸山会』の会計責任者大久保隆規被告(47)が、同社から違法な企業献金を受領しながら虚偽の報告をしていたなどとする政治資金規正法違反罪での起訴内容を、大筋で認めていることが25日、関係者の話で分かった。逮捕当初は否認していた」

 

 以下、起訴状によると、と記事は続いている。これは起訴状の内容を確認したうえで書いた記事であることは明らかだ。公判では秘書が調書を否定する可能性もあるが、この程度の拘留でゲロ(自供)してしまうのはーー、まあ、敢えて書くまい。秘書氏にとっては極めて不利な公判になるのは避けられない。1人で罪をかぶるのは堪らないとばかりに、雇い主(議員)も認識していたなどと認めることもあり得る。そうなると、公判は一層面白くなりそうだ。

「政権交代」と小沢氏が呼びかけなくても、小泉政権の悪政が招いた自民党の自壊で、誰が代表でも「政権交代」は実現可能なところまできているのだから、小沢氏は一蓮托生とばかりに政党を無理やり巻き込まずに、党代表も議員の職も辞して個人で戦えばいいのである。

もう一つ言いたいことがある。小沢氏が同日の会見で「覆す」と言った自公政権は、かつて小沢氏が自自連立でツユ払いして公明党を自民党に引き寄せたものだ。まず、その経緯と反省が先ではないのか。その場その場で言動が一致しないのが小沢氏の信用できないところだ。一部に「ぶれない」との評価があるようだが、麻生太郎首相と「どっちもどっち」のぶれまくり人間である、とは私の見るところである。信用できない政治家の最右翼に彼の名を挙げるのは、以上のような理由もあるからである。

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ふくお ひろし

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