無党派層を巻き込む風は恐ろしい
東京都議会議員選挙の投開票が明日に迫った。報道各社の選挙報道は自公の過半数割れを予想し、民主圧勝に反して常勝公明が議席を減らすという。
そのうえ、都議会で一定の役割を果たしている共産党と無所属候補が苦戦を強いられているという衝撃的なものである。
議院内閣制の国会と異なり、地方議会は議会総体が野党的でなければならないのだから、「与党だから賛成」「野党だから反対」は間違いだ。要するに納税者の立場に立ち、「是は是」「否は否」でいいのだが、各政党とも地方議員の教育が不足しているようで、必ずしも原則的には対応していない。これが「議会制民主主義の申し子」と評価されていた私の不満の種である。
石原都政の無駄遣いと福祉切り捨て政策だけでなく、公私混同のチェックも怠り続けてきた自公が、もし、明日の開票結果で過半数を割ったとすると、その怠慢のツケが出たと受け止めなければならないだろう。もう一点は、その時々の無党派層を向かわせる風の恐ろしさである。今回の選挙は、二昔前の日本新党ブーム時に「日本新党なら犬でも猿でも当選する」と揶揄されたときに似ている。ただし、このマンションは、幹線沿いの立地の良いところにあり背後には住宅が密集しているというのに、候補者の演説は一つとして聞こえなかったのはどういうことか? 各陣営とも、風頼りとお願いだけの選挙運動に徹しているとしたら情けない。
今日、民主党の「決着の夏 東京から、政権交代」と題した法定ビラがポストに入った。同じポストに共産党の「自民、公明、民主はオール与党です」と見出しのある法定ビラがあった。明日はどこに入れるか敢えて書かないが、ここ品川選挙区は定数4人の選挙区である。したがって、共産党の候補者と民主党の2候補が当選してくれることを祈っている。「あとの1人は誰かって」聞かれても、他には自民2人に、公明、幸福実現党だけだ。1人欠員にしておく訳にはいかないのだから「もう1人は誰でもいい」と言いたいが、立候補者に失礼かな? という訳で、自民が1人当選するのなら、品川区議会の改革に関して意見を述べさせていただいた機会に面識のある新人が、同党の現職より上位になることを希望している。これが無党派層を自認する私の政治感覚である。
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