民主党を批判するワケ

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 「ふくおさんのブログでは、他の政党と比較して民主党に対する批判が多いがー」と、友人(民主党)から聞かれた。

 「言われるまでもなく確かにそうだ。意識して書いている」と以下のように説明した。

 自公両党の下野を望んでいる以上、政権政党に嫌みくらいは書くことがあるが、政策に注文をつけること自体ナンセンスだ。だからあまり書かない。別に民主党支持ではないが、好むと好まざるにかかわらず、総選挙後の政権が民主党中心になるのは必然の帰結だろうから、多少の期待感を持ち、無党派層の市民感覚とはこういうものだと書くのも意味があるはずだ。
 こんなことを書くと本人には迷惑かもしれないが、前にもチラッと書いたことがあるように、私と民主党代表代行の菅直人氏は旧知の仲だ。市民感覚は共通しているはずだ。彼は民主党内の数少ない市民派である。その彼の感覚に期待しているが、党の要職に就いている関係上、市民感情を忘れた党内の意見に流されることがあってはいけない、と余計な心配をしている。そうは言っても、会う機会もない。そこで、彼か彼の周辺の人物の目に触れることを意識して書いているのが偽らざる本音である。
 菅氏には、橋本内閣の厚生相として官僚の抵抗を排除してエイズ問題を解明した国民周知の輝かしい"豪腕"の実績がある。同じく厚生相として、渋る自民党を説得して介護保険の法制化を実現した実績がある。官僚に取り込まれたといわれている"やるやる詐欺師"と揶揄される、現厚労相とは比較にならない力の持ち主である。その上、西松建設違法献金問題では当時の代表の小沢一郎氏に婉曲に代表の辞任を促したという、ごく普通の市民感覚がある。もう一つ、あえて言えば、今や麻生首相のお株を奪った感のある、ブレまくりの鳩山由紀夫代表とは政治家としての資質が異なることである。次の内閣が菅直人政権であるなら、もっともっと無党派市民の支持が集まることだろうと思っても、あながちひいきの引き倒しでもあるまい。
 どの政党も玉石混交であるから選挙区は候補者個人を吟味のうえで選ぶが、比例区は政党に投票せざるを得ない。だが、自公以外はどこでもいいとは思わない。すでに国民新党、新党日本、みんなの党は選択肢に入っていない。
 政権交代は必要だ。民主党が自民党より一議席でも多く議席を獲得してほしいと願っている。だが、民主党の単独過半数は望まない。理由はすでに書いた通りである。
 民主党に対して抱く懸念は多々ある。①党内民主主義の有無②組織の機能性③人材の不足④"小沢支配"――である。

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