有権者の意識の多様性を尊重せよ
共産党の市田忠義書記局長は13日の記者会見で、民間団体主催の自民、民主両党の党首討論会が12日に開かれたことについて「公示を目前にして2党だけの討論会が行われたことは良くない。少なくとも6党がそろった党首討論が行われるべきだ」と批判した。(時事通信)
民間団体の主催なら文句を言う筋合いではないと言われるかもしれないが、共産党が批判するのは当然だ。むしろよく理解できることである。
最新のNHKの世論調査によると、各党の支持率は、▽自民党が26.6%▽民主党は29.0%、▽公明党は3.3%▽共産党が2.7%、▽社民党は0.7%、▽国民新党は、0.1%、▽「特に支持している政党はない」は、29.5%である。この調査では、自民と民主の支持率を合わせても55%台である。 それにもかかわらず、テレビや新聞の「注目の選挙区」などで取り上げるのは自民と民主の予定候補の活動ばかりで、最後のほうに取ってつけたように「そのほか、次の方々が立候補を予定しています」とホンの少し紹介するだけである。これでは「自民か民主以外は当選しませんよ。どちらかにしてください」と誘導しているのにひとしい。報道も討論会も有権者の意識の多様性を尊重してほしいものである。
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