ブログの効用 議会改革を勝ち取る
半世紀にわたり"ヤミ政治"の温床を制度化した議員総会規約が室戸市議会にある。
一見して問題点が理解できる議員は議会改革の意志と知識のある改革派である。幸いにして、当選二回目の谷口総一郎議員が、私のブログの全員協議会の弊害の記事に気づき、議会事務局と議長等に申し入れた結果、事前審議に当たる事件は取り上げないように改められたということである。
同市議会の議員総会は多くの地方議会で行われている全員協議会(非公式会議)と同じもので、議決を要する事件を市民の知らないところで審議するのは"ヤミ政治"というものである。議会内部の約束事等を協議したり、議決を必要としない事件の説明を受けたりする機会はあるから、全員協議会でも総会でも不必要とは思わないが、議会の議決が必要な事件を議題とすることは現に慎まなければならないのは言うまでもない。
谷口議員は前述した私のブログの記事のコピーを議員全員に配付したということを知った。引退して10年以上も経っているのに、いまだに議会改革のために発信し続けている私としては、「少しはお役に立てかな」と嬉しく思うと同時に、各地の市民派議員の一層の奮起を期待している。
参考
室戸市議会議員総会規約
昭和34年4月8日議員総会議決
第1条 市議会は、議会、市政及び市民福祉に関する事件につき協議するため、議員総会(以下単に「総会」という。)を開くことができる。
第2条 総会は、議長が議題を示して招集する。
2 議員3人以上の者から議題を示して招集の要求があったときは、議長は総会を招集しなければならない。
第3条 議長は、必要があるときは、会議に諮って議題を追加し、又は変更することができる。議員3人以上から議題の追加又は変更の要求があったときはもまた同じとする。
第4条 総会の会議は、非公開とする。ただし、議長は会議に諮って公開し、又は特定の人に傍聴させることができる。
第5条 総会は、必要があるときは、市長及び執行部関係者並びに部外関係人の出席を求めてその意見を聞き、又は質疑することができる。
第6条 総会においては、議員は議題となった事件につき自由に質疑し、及び意見を述べることができる。
第7条 議長は、総会において議題となった事件につき、表決をとることができる。
2 議題となった事件につき議員3人以上から表決の要求があったときは、議長は表決をとらなければならない。
第8条 総会において必要があるときは、その議決によって委員会を設けることができる。
第9条 総会の会議については、記録を調製し、議長が保管する。
第10条 総会の会議については、この規約に定めのあるもののほか、
室戸市議会会議規則の例による。
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ふくおひろし様、
全国で多くの議会改革に取り組む議員諸氏がご覧になっている先生のブログで取り上げて下さって、誠にありがとうございました。
「議案の事前審議」は明らかに地方自治法に違反する行為。議案審議とは傍聴人がいる公開の場で審議すべきもの。議事録に掲載出来る形の場で行うものです。これらは議員のバイブルといえる「議員必携」の本で勉強していて、あってはならないことだとは事前に知ってはいました。ですが、経験した事がないから本当にそれが議案の事前審議に当たるのか、についての判断に正直、迷いはありました。
それを、19年11月に市長が議員総会で事前審議を行うことを予感した私は思いきって市長室に市長を訪ね、「事前審議になるからやめて頂きたい」と申しでました。ですが、市長と議長はより沿いあって、事前審議とわかっていながら止めても止めても二度、三度、四度と、21年3月まで約一年半、ずっと事前審議をやり続けました。その間、少しづつですが議員にもそのことの重大性が浸透していましたが、それにしても反応が遅く、問題視するほど強い反発にまでは高まりませんでした。
私はその過程で偶然、ふくお先生のブログから「議案の事前審議」について書かれた記事を見つけました。急ぎそれをプリントアウトして議員全員と市の幹部職員の課長全員に「市長はこんなことをしてますよ」「議会はこんなんですよ」と知らせると共に、20年12月には議会通信の新聞を作成して500部でしたが、市民に配布広報しました。
それらの活動が功を奏したのか、やっと年長議員が議長に適正を求め、又、丁度、議長選の年度末ということもあって、議長が改選されて事前審議も無くなりました(でも、今後も私が監視していないと又やり始める気配はある)。
「参考」として掲載して下さった室戸市議会議員総会規約にしても、特に第6条については、先生にお送りした議会通信にも書いてありますように、議員だけが集まって議題の事件に関して「自由に質疑し、意見を述べる事が出来る」としたものであり、この点は次のような但し書きの規定が必要だと思っています。
「第6条2項・但し、議会に提出予定の案件についての事前審議型の総会は議会の権威を失墜させる不適正なものであるため、行ってはならない」
話はがらっと変わりますが、ふくおひろし先生にお願いがあります。先生と同じ真似はとても出来ないと思いますが、真似ごとなら出来るかなと思っていますので、この機会に「ふくおひろしの門下生」ならぬ、「ふくおひろしの聴講生」を名乗らせていただけないものでしょうか。お伺いします。
小さな町の少ない議員報酬ではとても私が東京へはせ参じて先生にお会いし、色々と教え請うなんてことは無理ですので、今お教えいただいているような形で先生の時間が許す範囲内でお教え願う。そんな「聴講生」ですが、「私はふくおひろしの聴講生の一人です」とブログなどで使わせていただけたらと思っています。
勿論、私は悪い人間ではありません。妻と二人だけで選挙を戦い当選させて頂いているクソ真面目で通っている議員。それは室戸市民が保証して下さると思います。
長くなりました。本日の記事に感謝し、先日来の室戸市の事業運営に関するご助言に感謝致します。又、奥様が早く元気になられることを心より祈っています。