暗黒議会に警告

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 江戸川区議会の自民党が、議会改革小委員会の最重要検討事項として「議員のブログのあり方」を挙げている。

 本国憲法第二十一条には「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」とある。江戸川区議会の自民党は国の基本法の憲法を知らないのか、この憲法を超越する万能の権限があると錯覚しているのか?

 議員の職にあるものなら最低限、憲法で言論・表現の自由が保障されているとの認識はあるはずだ。まさか、委員会の正式な協議事項として確認されているとは思わないが、仮にも、他会派が協議事項に挙げることに賛成するとすれば、全会派の頭脳が酸欠状態の惨状にあると言わなければならない。後述するように、憲法に違反する委員の発言を取り上げて議運の協議事項にした市議会もあるから、今後の小委員会の議論の推移を注意深く監視する必要はある。
 私は江戸川区議会に直接的な関係があるわけではないが、憲法に挑戦する違憲の主張を許すわけには行かない、関心のある方は、次に書く事件を参考にしながら、まともな議員を孤立させない連携した戦いを考えていただきたいものである。

 鹿児島市議会の議運の共産党の委員が、どこかで入手した市民派の女性議員のメールを持ち出し、「メールには私を批判して書いてある。議運で調査の上、市民に明らかにすべきであるー」などと提案し、全会派が無批判にそれを受け入れて調査事項に加えた一件がある。私信のメールを調査できると勘違いしている共産党委員の暴論を知った私が、当の市民派の議員に羽田まで飛んで来ていただき、2時間に及び、問題の本質と反撃のための戦い方を助言した。そして連携して戦った結果、鹿児島市議会の全会派が過ちに気づいて協議を打ち切った事件である。
 その一件で世論の批判を受けた共産党の委員は党の査問を受けたというし、以後の議会運営委員会では、それまでの"悪しき影響力"を剥ぎ取られて"死に体"となっているという。結果として、この事件を契機として同議会の議運は正常化し、私は多くの議員から感謝されている。関心のある方は、このHPの左側の「開かれた議会を」を開いていただきたい。なお、この戦いの記録は、拙著「地方議会活性化マニュアル」(インパクト出版)の第一章にも書き残している。それだけ貴重な反撃の戦いだったのである。江戸川区議会が同じ轍を踏むとは思わないが、「議会には万能の権限がある」と思い上がっている連中に警告する意味で紹介した。

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ふくお ひろし

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