リナレスが負けた
無敗のチャンピオンのリナレスが負けた。リナレスのKO勝ちを予想していたのだが、上には上がいるものと感心させられた一戦だった。
10日に行われたタイトルマッチで、世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級チャンピオンのホルヘ・リナレス(帝拳)=ベネズエラ=が挑戦者で同級6位のフアンカルロス・サルガド(メキシコ)に1回1分13秒TKOで敗れ2度目の防衛に失敗した。
そのあと行われた世界ボクシング評議会(WBC)スーパーバンタム級は、チャンピオンの西岡利晃(帝拳)が同級5位のイバン・エルナンデス(メキシコ)を3回終了TKOで下し、3度目の防衛に成功した。この選手も実力派ではあるが、現在の国内の最強のチャンピオンはWBCバンタム級チャンピオン・長谷川穂積選手である、とは私の評価。減量苦で近く階級を上げるようだから、この先も楽しみは続くと見ている。亀田兄弟や内藤大助選手辺りとは格が違う感じがする選手だ。
長い間、地方議会で行政の違法事務を暴いては死闘を繰り広げ、結果として市長や助役の計4人をKOで引退させた私は、我が国最強の1人会派の議員との自負があった。その議会という戦いの場は、ボクシングと共通する孤独な激しい戦いの世界だったが、そこでは観客(他の議員)を引き付けるのも大切な要素と自覚して戦ったものである。ボクシングをこよなく愛することでは人後に落ちないと思っている私だからこそ、相手をKOするまで戦ったのかもしれない、と今では思っている。
そのボクシング界は、階級が細分化(水増し?)されたせいもあり、世界チャンピオンが乱造気味になっているが、いくら待ち望んでも、我が国のボクシング界には、かつてのシュガー・レイ・レナード(アメリカ)のような、攻守共に秀でた華麗なボクサーが現れないのが物足りない。地方議会の多くの現場も同じような状況にあるようだ。せっかく市民派として当選しても、お行儀よく、既成の「閉鎖議会」に唯々諾々と閉じ込められている議員は失格である。
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