世論に鈍感になった民主党

| | TrackBacks(0)

疑惑の渦中にいる小沢一郎・民主党幹事長に対して、鳩山由紀夫首相は「どうぞ、戦ってください」と激励した。

検察は国家権力から独立しているものではない。にもかかわらず、行政の最高責任者の鳩山首相が、検察と全面対決する小沢氏を支持するというのは三権分立からいって理解に苦しむことである。これでは、小沢氏が窮地に立たされたとき指揮権の発動もありうると、心配になってくる。
その一方で、党の代表としての鳩山氏は、党内に事件の事実関係を調査するための何かの指示をしたとは聞かない。鳩山氏は、自身の政治資金の疑惑についての国民に対する説明(使途を説明しない不十分なもの)は、Ⅰ国会議員として記者会見を行った。立場を使い分けるのなら、小沢氏に対する対応をどのように説明するのか? 一体全体、民主党という政党のケジメはどうなっているのか? 
ところで、小沢氏の言うとおり「何も問題がない」というのなら、報道されている政治資金を巡る疑惑の数々について記者団の一問一答で答えれば済む話だ。それができない(やらない)から「説明責任を果たせ」と言われる。
野党時代は世論に敏感だったはずの民主党が、政権についた途端に世論を見失っているのはどうしたことか。共同通信の世論調査では、支持と不支持が逆転している。参院選の民主党の過半数を阻止するためにはいいことである、と私は思っているがー。

この記事へのトラックバック(0)

トラックバックURL: http://fukuohiroshi.net/mt/mt-tb.cgi/282

プロフィール

portrait.gif

ふくお ひろし

詳しくはこちら »