ご都合主義の権化
小沢一郎民主党幹事長は「政治とカネ」の疑惑にまみれたまま、いまだに説明責任も果たす気もなく、また、幹事長も議員も辞めずに居座り続けている。
この人物は矛盾という言葉が理解できないようである。西松建設の事件で秘書が逮捕されたとき、野党議員として「権力の横暴」「国策捜査」と口を極めて検察をののしり、批判しながら、政権交代で与党になり、自分が政治資金規制法違反容疑事件で不起訴になるやいなや、一転して、「公正公平な検察の捜査の結果」と検察礼賛者に変わった。この人物のご都合主義には驚くばかりである。ほとほとあきれ果てていたところ、民主党に近いと目されている著名な人物から私と同じ考えが示された。まさに、「我が意を得たり」というところである。
小沢氏のご都合主義、非常識、無原則なところは石川県知事選でも証明されている。知事選挙の相乗りと多選反対は民主党の方針と聞いていたが、とんでもない嘘だったことが分かったのである。
25日に告示された石川県知事選で、現職最多に並ぶ5選を目指す現職を、民主党は自民、公明とともに推しているのである。小沢一郎幹事長の判断なのだろうが、「政官業の癒着を断ち切る」と言いながら、自らは土建業界と不明朗な関係が深い同氏のことだから、何の矛盾も感じないようである。
以下は、2010年3月1日の時事通信
民主の出馬要請を拒否=「小沢氏全く信用できぬ」-郷原氏
元検事の郷原信郎名城大教授は1日、自身が委員長を務める総務省の「日本郵政ガバナンス検証委員会」の会合後の記者会見で、民主党から夏の参院選への出馬を要請されたものの、断ったことを明らかにした。
理由について郷原氏は、同党の小沢一郎幹事長が資金管理団体の政治資金規正法違反事件で不起訴となった後、「公平公正な検察の捜査の結果」と語ったことに言及。「(小沢氏を)全く信用できない。石川知裕衆院議員らの逮捕を批判しながら、なぜ自分が不起訴になったからといって検察を持ち上げるのか」と述べた。
郷原氏は、小沢氏の公設秘書が逮捕・起訴された西松建設の違法献金事件を含め、検察の捜査に一貫して批判的で、民主党有志の勉強会などにしばしば講師として招かれていた。(2010/03/01-21:21)
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