闘病記25 我流の食事管理
ゲルソン療法の食事で「がんが治った」実例があるというが、にわかに信じられない。
ただし、私の我流の食事管理との共通点は、動物性の油脂をとらないことと野菜を大量に食べることらしい。がん患者にとって食事の占める重要性は疑う余地はない。今後も我流の食事は続けるつもりでいる。つい最近、「ふくおさんの闘病記の食事に関する記事は非常に参考になります。自分も食事の管理をきちんとやりながら療養に努めます」との声が届いた。我流だから参考にもならないとは思ったが、評価してくれる人がいるのなら、食事による健康管理(闘病)の一端を書くことにした。
玄米には放射性物質が蓄積しやすいというが、30年近く続けている玄米食は今さら白米に変えるつもりはない。野菜の摂取量は目標を1日当たり400グラムとしている。冷凍物を含め、常備している野菜は、玉ねぎ、長ねぎ、きゃべつ、白菜、大根、人参、いんげん、ブロッコリー、かぼちゃ、じゃがいも、さつまいも、きのこ類。戦争中と戦後の食糧不足による飢えを経験している世代であるから、食材を捨てたことはない。肉は、脂身の少ない豚のもも肉や鶏肉を使う。たんぱく質は魚と豆腐類も適宜に使い分けるが、昨今は魚が高いので我慢することが多いのが現実である。さまざまな調味料を工夫して使い、塩分の摂取量を少なくしている。酒かすや塩麹などを利用して素材の旨みを引き出す工夫もしている。栄養価と旨みを増やすために、きのこ類は冷凍し、使うときは水から煮る。炒めるときにも冷凍のまま炒める。野菜と果物の皮は可能な限り食べる。麺類のつゆは残す。食品の鮮度を保つために冷凍庫を積極的に利用する。漂白した食品は使わない。加齢による足のふらつきがある関係上、ガスの使用は最低限にして、レンジと圧力鍋を利用する。時短に努力するが、決して手を抜かない。
毎日必ず口にするものは、卵、バナナ、食酢など。食べ過ぎたときは翌日のカロリー摂取量を微調整して体重の増加を抑える。失礼ながら、これが並みの独り暮らしの高齢者には真似のできないと思われる、我流の体調維持の自己管理の大まかなところである。2月3日に予定のCTと血液検査で病状に変化があるかもしれないが、がん細胞がまた悪さを始めたときには、引き続き無痛のラジオ波の治療を受けるだけ。食事の自己管理の療法は今後も頑固に続けるつもりである。
参考までにーー、私がもっとも重要視するのが朝食で、1月16日の朝食は次の通り。
玄米、具沢山の味噌汁(野菜200グラム、わかめ、卵、酒粕ペースト)湯豆腐、手製のちりめんじゃこの佃煮、梅干、大根の塩麹漬け、ヨーグルト、みかん。(納豆は毎日食べていたが、昨年の8月以来、服用薬の関係で禁止となっている)
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