闘病記24 長寿遺伝子とがん

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NHKが「あなたの寿命はのばせる~長寿遺伝子(飢餓遺伝子ともいう)発見」という特集を複数回報じた。それ以来、にわかに世間の関心事となっている。

そもそも老化の原因の大きな要素は、ミトコンドリアの弱体化と免疫細胞の暴走だそうだ。どちらもそれら自体の劣化(老化)が原因である。ミトコンドリアは、細胞内のエネルギー工場で、それが数多く活発なら身体も若々しく活動できるが、老化すると活性酸素を多く出すようになり、身体を傷つけていく。免疫細胞も老化すると敵味方の区別ができなくなり、正常な細胞を攻撃するようになる。その標的になりやすいのが血管内の細胞で、そのため年をとると動脈硬化がおきやすくなる。
では、長寿遺伝子をスイッチオンする絶対的条件とは、"カロリー摂取を制限すること。つまり、腹八分の食事を続けることである。金沢で4人の人がカロリー制限の実験に取り組んだが、3週間過ぎると、ミトコンドリアが31%増えた人が出て、7週間で全員が「長寿遺伝子」のスイッチがオンになったと確認できたという。誰でも長寿遺伝子を持っているというのは本当だと確認できたわけである。

私の食事のカロリー摂取量は1日当たり1,600カロリーに抑えている。これは、65Kの体重の増加を抑制するための自己流の管理方法であるが、たまたま、昨年の8月に入院した、NTT東関病院の主治医が指示したカロリー摂取量と同じだった。入院前も入院中も食後の満腹感はなく、いつも腹八分という感覚だったが、今後もこの方針は変える気はない。この食生活で、すでに「長寿遺伝子」のスイッチがオンになっているかもしれない。そうなると、体内にあるがん細胞との関係はどうなるのか? 暇があるせいか、他愛のないことを考えながら新年を迎えた。

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ふくお ひろし

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