南京虐殺事件と従軍慰安婦
24日から始まる通常国会では増税や民主党のマニフェスト放棄に追及の質問があるのは当然のことだが、波乱要因は松原仁拉致担当相に対する質疑だろう。
彼は拉致議連のメンバーにつき、拉致被害者家族会の信頼が厚いようだが、同議連が北朝鮮相手に何かの行動を起こしたとの記憶はない。
野党時代に彼は「南京大虐殺事件や従軍慰安婦問題は虚構」と、国会で当時の政府を批判し、攻撃している。今度は逆の立場で質問攻めにあうのは明らかだ。彼の答弁と首相の答弁次第では大混乱になるのは必至。拉致は国権と人権にかかわる大事件だが、彼がフィクションと主張するふたつも同じである。野田佳彦首相は「適材適所」と言うのだろうが、拉致問題の進展に松原氏が何らかの役割を果たすとは考えにくい。逆に、彼の言動が、朝、中、韓の反発を招き、最悪の事態を招く恐れがあるのを危惧する。
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